課題曲選びの決め手
課題曲は最近1曲です。
以前は2曲で、どっちが当たるかなでした。
1曲ってことは、
それが一番上手にひけるんですよね。
ってことです。
自分の得手、不得手が分かっていると
譜読みの前から選びやすいです。
自分の手の形。
指の長さや大きさ。
手の力の強さ。
そういった、自分の身体が既に持ってる
カラーを常に感じて、楽曲にアプローチしている。。。
っという方は少ないかもしれません。
私も、5級の時はそんな事はわかっておらず、
弾きやすいかどうかで選んでましたが
分母は確実に増やしました。
実際やったことは、2冊買って、全部弾いてみました。
弾き込みまではいかなくとも、スッと通るくらいまで。
そのなかで、3曲くらいに絞って、
しっかり弾き込みます。
その上でレッスンで聴いてもらって、
一言目の感じ。
で決めました。
うん。いいんじゃない?
みたいなコメントをくださったら、これにしよう。
反対に、すぐ却下した曲に対して
先生は
「………」
なんでこの曲を選んだの?
って感じのコメントです。
その場合は、あっさり曲を変更です。
私の曲選びはこんな感じです。
せっかく読んで弾ける様になった曲を
却下するのは時間がもったいない。。。
とは思いません。
ピタッとマッチングした曲を
突き詰めていく方が、より楽しく
より美しく仕上がります。
選べるのなら、そこは時間をかけても
損はない。
むしろ、時間を大いにかけて
挑むほど、課題曲はシビアなのです。